天なびコラム
第4800話
2013年12月18日
魔女の一撃
つい先日、フットサルをしていて、魔女の一撃をくらいました。
なんと、敵チームに魔女がいて、試合中に魔法の杖で云々…、
という訳ではなく、私、ぎっくり腰になってしまいました。
久々のフットサルだったにも関わらず、たいして準備運動もせずに走りまわった私には、当然の報い。
欧米では、その病態からぎっくり腰のことを魔女の一撃と呼ぶそうです。
さて、転ばぬ先の杖ではありますが、今後の再発予防等も兼ねて、ぎっくり腰について少し調べてみました。
ぎっくり腰には、主に以下の二つのタイプがあるようです。
@外からの強い負荷によるもの
…スポーツや重い荷物を持ち上げるなどの、急激な負荷により起こる。
比較的若い世代でも起こりうる。痛みは一過性の場合が多い。
A腰の筋肉疲労蓄積によるもの
…普段からの腰の筋肉疲労が限界に達した時に起こる。
疲労が常態化していて、慢性的な痛みになりやすい。
Aは、デスクワーク時の姿勢不良などが大きな要因となります。
私の場合、@とAのどちらにもあてはまりそうです。
元々、悪い状態であった腰に、急な運動で止めを刺したようなものですね。
ぎっくり腰の治療は、当然ですが、まず何より安静にすること。
また、痛みがあるうちは、患部を冷やし、痛みが取れてきてからは、温めて血行を促進させ筋肉の回復を助けるのが良いようです。
普段の姿勢もさることながら、これからの年末の時期は、大掃除で重い物を持ったり無理な姿勢をとることが多いかと思います。
皆さん、くれぐれも魔女の一撃にはご用心を。
執筆者:エトオ