天なびコラム

第4819話

2014年01月06日

正月行事の時代変化

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今日からほとんどの方が仕事始めになるでしょうか。
元旦よりまた気持ちを新たに、(休みボケの体にムチを打ち、)2014年を迎えたいと思います。

さて、正月行事という区切りで言えば、明日の七日までを松の内といい、また七日正月とも呼ばれますので、六日は大晦日で、「六日年越し」と呼ばれることがあります。
今日の夕方に門松やしめ縄を取り払い、年を越えたという気持ちで次の日から日常の生活に戻ります。
ただ、調べてみると、松の内はもともとは15日までだったり、十四日年越しという行事もあったりと、現在は、時代や地方によって異なる風習があるようです。
昔に比べると、日常生活に戻るのがだんだんと早くなっているようですが。
正月気分がなかなか抜けないのは、昔の風習が残っているからかもしれないですね。


執筆者:さくら