天なびコラム
第4828話
2014年01月15日
どんど焼き
本日(15日)は小正月です。小正月は、その昔、一年で最初の満月の日を「正月」としていたことに由来すると考えられています。
小正月に行われる行事に「どんど焼き」があります。このどんど焼き、私の地元では「どんどや」と言い、小学校の行事として行われていました。
どんど焼きでは、竹を組んで、火を入れ、お正月のしめ縄や、お飾り、書初めなどを焼きます。破竹の音を立てながら天高く炎が立つ姿はまさに圧巻です。
そして、何といってもどんど焼きの楽しみは、残り火で餅を焼いて食べることです!餅をアルミホイルにくるみ、針金で竹竿の先端に吊るして焼きます。焼きたての餅は竹の香りがしてとても美味しいです。どんど焼きの炎に当たったり、残り火で餅を焼いて食べるとその年は無病息災になると言われています。
最近はどんど焼きに行かなくなりましたが、チャンスがあれば、また見に行き、圧巻の炎と餅を楽しみたいです。
本年も良い一年でありますように。
執筆者:熊