天なびコラム
第5047話
2014年08月22日
秋の音
まだ夏の真っただ中にいるような感覚ですが、暦の上では秋を迎えてこの暑さも「残暑」と呼ぶ時期になってしまいました。みなさん暑さに負けずに過ごされていますか。
先日、川辺のお店に友達と夕ご飯を食べに行きました。すぐ目の前が川で、手前には雑草が生い茂っているような所だったのですがふと耳を澄ますと「リーリーリー」と虫の声がしました。コオロギですね。
大阪の街中だったので、こんなところでコオロギに会えるとは思っておらずビックリしました。姿こそ確認できませんでしたが数匹いたようで、なんだか一気に秋を感じた瞬間でした。
コオロギは秋の季語でもあり、秋に鳴く虫の代表格です。水分が豊富で、植物がたくさん生えている場所に多くいるようです。
河原や田畑、沼・湖の近くを通った時は、足を止めてコオロギの鳴き声を探してみると、季節を感じる事ができて良いかもしれませんね。
執筆者:味噌