天なびコラム

第5084話

2014年09月28日

秋の雲

今月の中頃、関西最大規模と言われる野外ライブに参戦してきました。
好きなアーティストが何組か出演することを知り、「チケットが余っています」という友人の誘いに二つ返事で決断しました。
目当てのグループに加えて、普段聞かないアーティストのパフォーマンスや芸人数組の漫才、さらに地元のグルメを中心に舌でも楽しめ、イベントを満喫しました。

屋外ということで天気が気になっていましたが、幸いこの日は晴天に恵まれました。
ステージに向かって左手から日が照りつけたため、帰って鏡を見ると顔の左半分だけ日焼けしている恥ずかしい姿に。
1週間ほど経って左の耳だけ皮が剥け始めたことも気になりましたが、楽しめたことを前向きに思い出したい所です。

さて、晴天に恵まれたと書きましたが、雲の種類が目に留まりました。
この日の正午頃、空高い所に巻積雲(別名「うろこ雲」)を見ることができました。
これは世界気象機構によって分類されている「十種雲形」の中でも、秋を代表する雲形のひとつになります。
そういえば朝晩が涼しくなっていると、季節の移り変わりを感じた瞬間でした。

インターネットなどで各種雲形の参考写真を見ることが出来ますが、空に浮かんでいる雲を実際に見るとまた理解が深まります。
のんびりと空を見る楽しさをお伝えしたいのですが、その際は季節を問わず日焼け対策をお忘れないようにして下さいね。



執筆者:えのきー