天なびコラム

第5086話

2014年09月30日

秋の夜長

昨日、夕方頃に外に出たのですが、思ったよりも外が暗くなっていて少し驚きました。
秋分が過ぎ、日に日に日が暮れるのが早くなっていますね。
日中はまだ暑く、半そでで過ごす日も多いのですが、時間は確実に流れていることを実感します。

今日の東京の日の入り時刻を調べてみると17時27分で、1か月前の8月30日はというと18時12分でした。
1か月で45分も早くなっているんですね。
昔から秋の日はつるべ落としといいますが、昔の電気のない時代はさらにこの夕暮れを強く感じていたのかもしれませんね。
さらに札幌と那覇の今日の日の入り時刻を調べてみたのですが、札幌は17時19分、那覇は18時18分でした。
同じ日本でも1時間も時刻が違っていて、南北の長さを感じます。
1か月前の時間と比べると、この1か月で札幌は55分も早くなっているのに、那覇は34分しか変わっていません。北と南でずいぶんつるべ落としの感覚も違いそうですね。

日が暮れるのが早くなると、なんとなく一日が短くなったような気がしてしまうのですが、買ったままになっている本を読んだり、涼しくなった秋の夜長をゆっくりと過ごしたいなと思います。

執筆者:しま