天なびコラム

第5089話

2014年10月03日

栗ご飯

先日、秋の味覚のひとつ、栗ご飯が食べたくなり、生の栗を剥くところから挑戦してみました。

水につけておくと外側の鬼皮は比較的簡単に剥けたのですが、苦戦したのが内側の渋皮。

ネットで調べると、事前に煮たり、焼いたり、電子レンジを使うなどの裏ワザがあるようですが、今回は生の栗にこだわったため、包丁片手に固い栗の実と悪戦苦闘。あやうく親指を切りそうになりながらも何とか無傷で完了。

今回の剥き栗作りを通して感じたことは、切れ味の悪い包丁は危ないということ。
幸いにも砥石があったので、これまた見よう見まねで包丁を研ぎながらの挑戦でした。

切れ味と言えば天気予報でも大切なポイントで、お客さまに予測結果をお伝えする時には、切れ味鋭く言い切ることを心がけています。
しかし、実際には研ぎ方が不十分で曖昧な部分が多い自分を思い出し、甘い栗ご飯を食べながら反省した次第です。


執筆者:Shin