天なびコラム

第5546話

2016年01月03日

サバの姿すし

新年あけましておめでとうございます。
今年も天なびをどうぞよろしくお願いします。
今日は正月三が日の最終日ですね。
皆様お正月はいかがでしたでしょうか。
私はお正月を高知県の親類の家で過ごしました。
高知県ではお正月に皿鉢料理という郷土料理を用意する家庭が多くあります。
皿鉢料理は直径40cmを超えるような大皿に、刺身やお寿司、かまぼこ、フルーツ等を盛り付けた料理です。
料理内容は家庭により異なりますが、サバの姿ずしと巻きずしをメインにしたものが多いようです。
大晦日のスーパーではサバの姿ずしと巻きずしの特設スペースが設けられ、朝早くから多くの人で賑わっています。
私の親類の家でもサバの姿ずしと巻きずしがメインになっています。
これまで何度もこのサバずしを食べているのですが、脂が乗った冬のサバずしは最高です。
しかしこのサバ、近年温暖化や過去の取り過ぎから地物の水揚げが少ない時もあるそうです。
郷土料理から地球環境について考えさせられた年始めでした。


執筆者:シゲル