天なびコラム

第5557話

2016年01月14日

多言語対応サービス

2016年という数字を見て、ふと「もうすぐ東京オリンピックじゃないか?」と思ったのですが、まだ4年半も先のことですね。日数にすると、あと1653日。東京での開催が決定したあの瞬間から2年半が経ちました。その間には、ちょっとした騒動があったりもしましたが、2020年の開催に向けて、色々な準備や取り組みが進められています。

その中でも私が特に気になったのが、東京都台東区のホームページが89の言語に対応するようにリニューアルされたことです。国際観光都市台東区の魅力を広く発信するとともに、国内外から来る大勢の皆様を「おもてなし」できるようにと台東区の一般情報に加え、防災情報も多言語で表示されます。さすが雷門や浅草寺など外国人観光客が多く集まるスポットを有する台東区といった素敵な対応ですね。その多くの言語は自動翻訳サービスで翻訳されて表示されます。私個人的には機械的な自動翻訳サービスはまだ精度に課題があると感じていますが、自分に馴染みのある言語で書かれていたらそれだけで安心できると思うので良いなと感じました。もし多少言葉のニュアンスが違っていても、人は推測して判断できますからね。

もし天なびも89の言語に対応したら、外国人観光客にも使っていただけるでしょうか?各地の防災情報を確実に届けられたり、桜ナビや紅葉ナビを使って観光名所を巡っていただけるようになったらうれしいなと思いました。


執筆者:スケール