天なびコラム
第5583話
2016年02月09日
菜の花
今日(9日)は七十二候(二十四節気をさらに3つに分けた暦)の「うぐいす鳴く」に当たります。この時期になると山里で鶯が鳴き出すとの意味。
私はまだ鶯の声を聞いていませんが、前回お話ししました梅の蕾は開花し、また、ロウバイの花も満開となっていて、立春なんだなと実感しています。
そんな春の始まりを感じる今日この頃、昨日菜の花を食べました。菜の花も春を感じさせてくれる代表的な食材です。
私は菜の花のほろ苦さとしゃきしゃき感がとても好きです。味噌汁に入れて食べたのですが、しゃきしゃきとした食感とほろ苦さが味噌の味と調和してとても美味しかったです。
菜の花の食べ方には、味噌汁の他にも辛子で和えて食べたりします。
電子レンジで火を通し、ツナ缶とごま油、醤油、辛子で和えます。最後に擦りゴマを振って出来上がりです。それぞれの味が合わさり、また、菜の花の食感、ごま油の香りも加わり、絶妙な美味しさを醸し出します。
菜の花は緑黄色野菜でビタミンCを多く含み、風邪対策に有効です。また、鉄分も含んでいて、貧血対策にも効果があります。
何よりも旬の野菜を食べることは健康維持に良いそうです。
健康維持のためにも、今年も菜の花をたくさん食べようと思います。
執筆者:熊