天なびコラム

第5590話

2016年02月16日

石鹸とボディーソープ

僕は昔から乾燥肌で、特に冬のお風呂あがりには足などのかゆみに悩まされてきました。
かゆくなると保湿クリームを塗っておさまるのを待つ。もう毎年のことなので、どうしようと考えることもなく慣れてしまっていました。

そんな中、自分と同じように乾燥肌に悩まされているという親戚から、石鹸で体を洗うと良いと聞きました。
僕は泡立ちの良いボディーソープが好きだったのですが、ボディーソープだと「洗いすぎてしまう」のだそうです。

それを聞いてからしばらく石鹸を使っているのですが、かゆくなることが減った気がします。
これはなぜなのか、ボディーソープと何が違うのか気になって少し調べてみました。

するとわかったのは、石鹸の洗浄成分は「弱アルカリ性」ということです。
テレビなどでも耳にしますが、人の皮脂などの肌の汚れは「弱酸性」のため、石鹸の洗浄成分は中和されて弱まってしまうのだそうです。

ボディーソープは「弱酸性」の商品が最近は主流ですが、これは洗浄成分が肌の汚れに弱められずしっかりと洗える反面、僕のようなもともと乾燥肌の人には「洗いすぎ」になることがある、というわけです。

ただ、ボディーソープにも弱アルカリ性や中性のものがあるそうですので、結局は自分に合うものを選べば良いわけですね。


執筆者:DIM