天なびコラム

第6149話

2017年08月28日

小学校の夏祭り

先日、うちの隣の小学校で夏祭りがありました。
転勤族の街ですが、寺社の代わりに学校が共通項となって大勢の人が集まりました。

屋台は、町内会、PTA、中学生によるもので、子供たちは小遣いの範囲で十分に豪遊していました。
日が暮れた頃から、素人芸能大会の色が濃くなり、カラオケや子供漫才が続いて、すっかり中だるみしていたのですが、そこに出てきたのは小学校の先生たちでした。
祭りには、この小学生の児童や近所の中学生(ほとんどがこの小学校出身)が来ていて、一気に盛り上がりました。
ギター、ドラム、タンバリンに、うちの子の去年の担任のボーカルが加わって、「学園天国」などで会場を沸かせました。
やはり子供にとっては、先生たちがある意味スターなんだなと思いました。

先生ライブの後は、お約束の盆踊りがあり、いよいよお楽しみの花火です。
住宅街なので大きなものは上げられないのですが、男3人で置いては点けてをテンポよく繰返して、20mくらいの高さに見事な花を咲かせました。
去年は用事があって見ることはできなかったのですが、あのサイズの花火があることを初めて知りました。
15分くらいでしたが、誰もが間近で楽しむことができました。

途中から別行動だった子供たちは家に帰ってきて「すごく楽しかったよー」と大満足でした。
伝統がなくても小規模でも、誰もが楽しめる夏祭りができるものだと感心しました。


執筆者:チャーリー