天なびコラム

第6161話

2017年09月09日

同じ阿保なら

先日、東京高円寺で行われた阿波おどりを見に行きました。
知り合いが踊り手として参加しているので毎年行っています。
例年、2日間で約100万人の観客が動員されるようですが、今年は晴れかつ気温がそれほど高くなかったこともあって、特に人が多かったように感じます。

鳴り物が刻む2拍子のリズムと、威勢の良い「ヤットサー」「ヤット、ヤット」の掛け声。
そして指の先まで揃ったおどりを見ると、自然と気分も高まります。
観客が踊り手と一緒になって踊る姿もありました。
「踊る阿保に見る阿保、同じ阿保なら踊らな損損」とも唄われますが、会場全体が阿波おどりを楽しんでいました。

阿波おどりの本場はもちろん徳島県ですよね。
私は一度、徳島市に行ったことがありますが、メインストリートが阿波おどり用に広々と整備されていたことが印象に残っています。
そこで行われる阿波おどりを想像するととてもワクワクしました。
きっと壮観な光景が広がるのでしょう。
ぜひ一度、本場の雰囲気も味わってみたいですね。


執筆者:なるはや