天なびコラム

第6187話

2017年10月05日

秋は稲。

秋といえば稲刈りの季節ですね。
早いところでは既に稲刈りが終わっているでしょうか。

天気に関することわざを、天気俚諺(てんきりげん)と言いますが、その中でも稲作に関するものが多く存在します。
「夕焼けに鎌を研げ」はその一つで、夕焼けになると翌日は晴れになることから、鎌を研いで明日の稲刈りに備えて準備をしておきましょうという意味です。
稲刈りを控えている方は是非、夕焼けのチェックと天なびの天気予報を併せてご活用頂けたらと思います。

私は朝食は必ずお米を食べるお米派です。
そのため稲や農家の皆様には大変感謝しているのですが、稲の花が咲く8月〜稲刈りが終わる11月は、稲による苦しみを味わっています。
一つ目は稲花粉。
実家の周りは田畑に囲まれていて、学生時代は通学路の周りは全部稲の花で、くしゃみと鼻水必至でした。
二つ目は稲刈り時期の洗濯物。
しっかりはらってから取り込んでも、いつの間にかヤツがいます。
くさくて小さなあの虫…そう、カメムシです。
しっかり確認したつもりでも、服を着てから存在に気づいて落ち込むことがしばしば。
直接稲が悪いわけではないですが、稲刈りが始まると少し憂鬱です。

社会人になってから周りに田畑がなくどちらの苦しみも味わっていませんでしたが、近々実家に帰省する予定があるので今から怯えています・・・。


執筆者:いろごはん