天なびコラム

第6615話

2018年12月07日

あなたならどうする?

夜の帰宅時間帯、最寄り駅に着くと、さっきまでの穏やかな空が嘘のように豹変していました。
音を立てて雨が降り、あまりの大雨で辺りが白っぽく霞んで見えるほど。
更には強風もプラスされ、駅のホームは屋根があっても横から水しぶきがかかってしまう始末。
改札を出ると、駅の出口は立ち往生する人々で溢れかえっていました。
駅から自宅までは徒歩、一応折り畳み傘は持っているが…

こんな時、あなたならどうしますか?

というのも、これはつい先日あった私の実体験です。
寒冷前線の通過によって急な雨風に見舞われ、ちょうど帰宅のタイミングと一致してしまったのです。
雨が落ち着くのを待つ人が大勢いる様子は、私の最寄り駅ではちょっと珍しい光景でした。
傘がないから、濡れたくないから、各々理由があるでしょう。

これだけ人が多いと、待った方が良さそうなのかと群集心理が働きました。
ただ、早く帰っちゃいたいと帰宅意欲の方が勝ってしまった私は、徒歩ルートがガード沿いで途中まで雨を避けることが可能だったのもあり、雨の中歩き出しました。
すると、ものの1・2分で雨が小康状態に。
これは待つのが正解だったかも。。。

本当はここで天なびを見て判断するのが理想なのですが、「いいや行っちゃえ」と割り切ってしまいました。
帰宅後に改めて確認すると、レーダーは強雨を示す真っ赤だった上、竜巻注意情報の通知まで来ていました。
一過性とはいえ、大雨のときに外へ飛び出すのは本来お勧めできませんので、私のは良くない行動例として皆様は無茶せず身の安全を優先でお願い致します。

天気から逆算して帰宅時間を決められるようになると便利ですよね。
1時間毎の天気予報やスマホ・PC版の高解像度レーダーなど、是非上手く使いこなして下さい。


執筆者:そふぃー