天なびコラム

第6618話

2018年12月10日

霜活

「霜活」をご存知でしょうか?
早朝に霜の写真を撮り、SNSにアップして共有することです。
昨年、雲の専門家で気象庁気象研究所の荒木健太郎さんが活動を呼びかけたところ、ブームとなりました。
Twitterやインスタグラムで#霜活と検索してみると、幻想的な写真がたくさん見られます。
写真を見ているとまるで飴細工のように繊細で、撮るのが難しそうだなと思いましたが、調べてみると撮影に必要なのはスマートフォンと100円ショップで購入できるマクロレンズのみ。意外と手軽に撮れるみたいです。
日の出の30分前から日の出までの時間、霜が溶けきるまでの間に太陽に照らされた霜を狙うと、花びらや葉の上でキラキラと輝く結晶の写真が撮れるのだそうです。
冬の朝は起きるのが辛いですが、こんなに素敵な写真が撮れるなら早起きも頑張れる気がします。
霜が降りるには、風が弱いことと気温が4℃以下であることが条件です。
もう少し冷え込みが強くなったら撮影してみたいと思います。


執筆者:まる