天なびコラム

第6647話

2019年01月08日

新年の抱負

「一年の計は元旦にあり」と申しますが、2019年に計画されている行事を調べてみると、意外とイベント目白押しです。

5月1日:天皇陛下退位・即位・改元そして10連休(4月27日〜5月6日)
6月28日〜29日:G20サミット大阪開催
9月20日〜11月2日:ラグビーW杯日本開催
10月1日:消費増税

こういった年間行事をある程度押さえた上で、個人の旅行や買い物も上手に楽しみたいところです。とりあえず増税直前の品不足の前に、トイレットペーパーと下着と保存食を買い溜めせねば…。

さて「新年の抱負」を英訳すると「New year's resolution」ですが、「resolution」と聞くと大気海洋モデルに親しんだ者としては「解像度」を連想してしまいます。
「新年の抱負」という風習は、歴史を遡ると古代バビロニアの宗教儀式で、年始(当時は4月1日)に神様への誓いを立てていたのが起源とされています。粘土板の記録によると、「借りた農機具を返します」とか「借金を返します」などが、よくある抱負だったようです。(バビロニア人、駄目駄目じゃん…)

現在の新年の抱負は、アメリカのアンケート調査では、以下の順に多いそうです。

1.もっと運動する/減量する(Exercise more/lose weight)
2.お金を貯める(Save money)
3.旅行する(Travel)
4.新しい仕事/趣味を始める(Get a new job/hobby)
5.交友を広げる(Make new friends)
6.恋愛相手を見つける(Find love)
7.その他(Other)

アメリカに限らず、先進国では似たようなものかもしれません。新年の抱負を問われたら、とりあえず「運動して、お金を貯めて、旅行します」などと答えておけば無難のようです。

執筆者:風来坊