天なびコラム

第6649話

2019年01月10日

雪の呼び方

年末に帰省すると、東北の方では池の水も凍り吹雪いて雪が積もっていました。小寒も過ぎ、寒さが厳しい季節ですね。

さて、各地それぞれ色々な降り方をする雪ですが、日本では雪のことを独特な言葉で表しますよね。たとえば、この年末年始「晴れているのに、雪が風に舞うようにチラチラと降ってきた」という所もあったと思いますが、そういった雪の降り方を、「風花」と表現します。風で花びらが舞うように雪が降ることからこの名前が付いたそうです。
雪を花に例えるなんて、日本人ならではの素敵な感性ですよね。

他にも、「雪」のことを「六花」と表現したりします。これは、雪の結晶が六角形であることが由来しています。北海道のおいしいバターサンドで有名な人気店も「六花」の名前が入っていますね。

今年も1週間とすこしが過ぎました。残りの冬に風花・六花以外の色々な雪を見に色々な所へ行きたいと思います。
今年もよろしくお願いします。


執筆者:味噌