第6677話

2019年02月07日

サウナバトル

関東から西日本では、2月の気温は高くなる傾向があるとの季節予報が発表されていますが、寒いものは寒い今日この頃ですね。
「こう寒かったらスーパー銭湯いこ！」ってなることが多くなりますよね？
皆さんはスーパー銭湯はよく行かれますか？
スーパー銭湯に行って一番興奮することといえばサウナですよね！
そんなサウナで日夜、繰り広げられる闘いを皆さんはご存知でしょうか？
それは先日、とあるスーパー銭湯のロッキーサウナに入っていたときのことでした。
私がサウナに入ったとき、先客が2人、耐え忍んでいました。
察するに2人ともサウナタイマー(12分計)の折り返しを迎えたくらいであろう、推定年齢30代後半と60歳前後の男性が2人。
私が入ってしばらくすると、30代後半の男性は退出し、ロッキーサウナには20代半ばと60歳前後の男性が2人。
サウナに入ってから、5分ほど経過し、ちらっとおじちゃんを見ると顔は苦悶の表情を浮かべています。
「もうじき出るだろうなぁ」と思いつつ、いつまで入っていようかとそのときは考えていました。
サウナバトルがすでに始まっているともつゆ知らず。
サウナルームに入室してから、10分が経過しようとしているにもかかわらず、微動だにしないおじちゃん。
室温は90℃。
あとから入室した身分、先に出る者はばつが悪いサウナの掟。
チラッ、チラッと相手の出方を伺い、時折、大きく息を吐いて牽制するも、動きはなし。
消耗戦の様相を呈してきた最中、新参者が1名やってきました。
その瞬間に我慢の限界を迎え、サウナルームを後にする私、未だ微動だにしないおじちゃん、これからおじちゃんに立ち向かうニューカマー。
こうして私はサウナバトルの第1ラウンドを落としたのでした。
サウナではそんなバトルが日夜、繰り広げられているのです。
サウナに入られる際はくれぐれも体調管理にご注意ください。

執筆者：ぐーす