天なびコラム

第7244話

2020年08月27日

お茶の生産地

残暑が続き、日中は暑くて外に出られないような日が多いですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私事ですが、先日県内の玉露が有名なお茶の産地へ行き、山の傾斜に沿って綺麗に並ぶ茶畑の風景に感動してきました。
東北の実家では茶畑を見たことが無かったので、お茶栽培の気象条件を調べてみると、降水量が多く(年間1300〜1400mm以上)、年平均気温が13℃以上の所が良いとのことで、商業生産の北限は茨城・新潟なのだそうです。
また、行った日の朝と夕方は山間部で霧が発生していたのですが、朝夕の霧も玉露などの上質茶栽培の大事な条件だそうです。

玉露は普段飲まず美味しさが分からないので、現地では煎茶を飲んできましたが、今まで飲んだお茶が全て苦く感じるほど、甘くまろやかな味でした。

淹れ方も教えてもらったのですが、普通の茶葉でも淹れ方ひとつで全く別の味になることがわかり、更にお茶には血中コレステロールの上昇抑制、虫歯予防、抗酸化作用、腸内菌改善など様々な効能があることも教えてもらいました。
それからは、急須でお茶を淹れて飲むことが習慣化しつつあります。

夏場はつい冷たいものばかり飲んでしまいますが、夏バテ防止のためにも、温かいお茶を飲み健康に努めたいと思います。


執筆者:味噌