天なびコラム

第7381話

2021年01月11日

とちあいか

強い寒気の影響で日本海側を中心に大雪となっている所があるようですね。
雪のほとんど降らない地域にいると中々実感が湧きませんが、被害が大きくならない事を祈っています。

さて、皆さんは冬が旬の果物といえば何を思い浮かべますか?
私は真っ先にイチゴが思い浮かぶのですが、実は今シーズンのイチゴは少し楽しみにしていました。
というのも、この冬から栃木県で生まれたイチゴの新しい品種「とちあいか」が流通しているからです。(正確には2019年から流通していたようですが、当時はまだ名前が決まっておらず、「栃木i37号」と呼ばれていました。)
イチゴの品種というと「とちおとめ」が有名かと思いますが、このとちおとめは萎黄病という病気にかかりやすいため、病気に強い新品種が開発されたそうです。
とちあいかの特徴は、酸味が控えめで甘味が強く、比較的粒も大きめで果肉も硬く食べ応えがあるとのこと。
また、形もきれいで半分に切ると断面がハート型に見えるため、クリスマスやバレンタインに使いやすそうです。
とちおとめよりは若干値は張りますが、比較的買いやすい値段のようです。
いちご狩りは昨今の状況を見て一旦見送りましたが、今シーズンのうちに行けたらいいなと願っています。


執筆者:だりあん