天なびコラム

第7910話

2022年06月24日

ほたる日記

昨年から小学時代の日記を断捨離中です。今年のコラムではこの古い日記を引用しようと思います。
当時の日記には次のように書かれていました。「ほたるを見に行くことになった。橋の下にはけっこうほたるがいるが、雨の中ではどうか。小降りの日でも、5匹くらいいた。」ほたるを見た割に感想が淡泊ですが、おそらく家から徒歩0分で毎日ほたるが見られる環境なので特に感動しなかったとか、クラブ活動の試合に参加した後で疲れていたのではと思われます。
ちなみに、今でも川は比較的綺麗なので、ほたるは普通にいます。川沿いの道を車が夜にたくさん走行していると、ほたるを見に来たお客さん(?)だなーとすぐに分かります。ほたるより車を見てほたるシーズンを実感するほどです。
なお、この日記ではほたる(蛍)を終始「蚕」と書き間違えていました。「蚕」が飛んでいるのを見る・・・私のご先祖様は育てていたので見たことがあったでしょうが、私は全く経験がないです。天の虫とパーツを分けると、光るほたるのイメージに合う気がするのですが、「蚕」の読み方は「かいこ」。漢字の一部が少し違うだけで姿が大きく変わってしまうものですね。


執筆者:けもの道担当