天なびコラム

第7935話

2022年07月19日

1時間に3mm

どうしても雨が降って欲しくないと思う日が個人的にあり、今このコラムを書きながらも間近に迫ってきたその日の天気が気になって仕方がない状態になっています。
雨だと相当ややこしいことになる見込みで、一応パラっと降る程度なら我慢できますが、本降りだとちょっと…と思っている次第です。

小さい頃だと運動会や遠足、大人になってもアウトドアや観光などで、この日は絶対晴れていて欲しいと思うことはあるはずです。

実際、こういった屋外での活動はどの程度の雨ならセーフなのか、1時間当たりの雨量で考えてみます。
気象庁の予報用語では、1時間当たりの雨量によって雨の表現の仕方が定められています。
10mm以上20mm未満を「やや強い雨」、20mm以上30mm未満を「強い雨」、30mm以上50mm未満を「激しい雨」、50mm以上80mm未満を「非常に激しい雨」、80mm以上を「猛烈な雨」としています。
3mm未満の雨に対して「弱い雨」が使われる場合もあります。

調べてみると、どうやらこの弱い雨の境界線になっている3mmというのがキモのようです。
3mmの雨とは、誰もが雨を認識できる普通の雨で、暫く外にいたらびしょ濡れにもなるレベルとのこと。
その為、屋外行事の雨天中止は、雨量3mmというのが目安の1つにしやすいそうです。
これよりも少ない弱い雨は、地面がやや濡れて傘を持っていれば使おうかなと思うぐらいの雨だそうで、どの程度降り続いているかなど状況によっては決行もあり得る雨量です。
なお、10mm以上の雨に関しては、雨のイメージが気象庁にも詳しく掲載されています。

となると、私の場合も1時間に3mmの雨予想があったら絶望的ということになりそうです。
果たして当日どうなることやら。。。

お天気ナビゲータの全国ポイント天気でも、直近の予報で出ている降水量の予測は1時間当たりの予測になっています。
3mmという数字を1つの参考にして天気予報を確認してみては如何でしょうか。


執筆者:そふぃー