天なびコラム

第7978話

2022年08月31日

野菜の日

暑かった8月も気が付くと、過ぎ去っていこうとしています。朝、晩は涼しくなってきて、お住いのところによっては、ひんやりしているところもあるのではないでしょうか?最近は、このコラムに食べ物の話をよくかいているのですが、今回も例にもれず、夏の食材について書いていきます。

今回は「野菜」についてです。

まずは、ねばねば食材の「オクラ」です。下茹でするのが若干面倒ですが、粘り気の正体である食物繊維のペクチンは、血糖値の上昇を抑制したり、便通をよくする作用があるほか、ビタミンやミネラルも多く含まれていて、夏バテ防止や整腸作用が期待できます。

次は、「唐辛子」です。唐辛子は、輸入物が多いことや乾燥ものもあることから、旬を感じにくいものの一つですが、夏が旬だそうです。カプサイシンには食欲増進の効果があることや、ビタミンAやビタミンCが豊富なことから夏バテ効果が期待できる食材です。

最後は、「パプリカ」です。ハウス栽培がおこなわれており、通年食べることができますが、夏に最も栄養価が高くなり、味わいがよいそうです。私的には、切って炒めるだけなので、非常に重宝している食材なのですが、ビタミンを多く含んでおり、こちらもおすすめの食材です。

ちなみに、8月31日は「やさい(831)の日」という語呂合わせで、野菜の日が記念日として、制定されているそうです。夏の野菜を食べて、今日も元気に過ごしていきたいと思います。


執筆者:うらしま