天なびコラム

第8365話

2023年09月22日

髪を切った2つの理由

先日、髪を30cmほどバッサリ切りました。
理由は2つあります。
1つめは、極端な暑さもだいぶ落ち着いてきて、朝晩は少し涼しいと感じられるようになってきたためです。
ふつう逆なのでは?と思うかもしれませんが、暑い時期に髪が長い方が結ぶことができるので、実は首周りはすっきりして、涼をとることができます。
入浴後のドライヤーの時間も半減するので、快適です。
2つめの理由は、ヘアドネーションです。
ヘアドネーションとは、伸ばした髪の毛を医療用ウィッグの素材として寄付するボランティア活動です。
寄付をするのは2度目なのですが、今回は前回の反省を活かそうと決めていました。
反省点は髪の量と質です。
髪を長くしていると、それなりに頭が重く、髪が邪魔だと感じることもあるので、美容院に行った際は、なるべく髪を空いてもらっていました。
また、ヘアカラーをしていることもあり、枝毛や切れ毛もそれなりにありました。
そのため、前回はヘアドネーションの規定を満たしてはいましたが、髪の量は少なく、質もあまり良くない状態での寄付となりました。
せっかく使ってもらえるのなら、より状態の良いものにしたいと思い、前回髪を切った時から私の努力は始まりました。
普段から入念に手入れをするのは面倒な部分もありましたが、身だしなみが整うので一石二鳥でした。
私の髪をいつも切ってくれている美容師のIさんとは10年来の仲で、伸ばしている間はヘアケアのアドバイスや、量を減らさずに快適に過ごせるよう工夫してカットしてくれたりと、私がヘアドネーションをすることを応援してくれました。
そして、その応援もあり、今回は前回よりも良い髪の状態で寄付することができました。
普段めったに30cmの髪を切ることはないらしく、切る際にIさんは「ちょっと緊張する」と言っていたのが印象的でした。
またヘアドネーションのために髪を伸ばすかどうかはやはり労力がかかるので、迷います。
ですが、自分の髪がどなたかの役に立てるならまた頑張ってみようかなと思っています。

執筆者:箱崎