天なびコラム

第8449話

2023年12月15日

早すぎる日の入り

冬至まで残り1週間となり、あっという間に日が沈むようになりました。
一年で最も日が短いのは冬至ですが、冬至十日前という言葉があるように、日の入りが最も早くなるのは12月上旬から中旬にかけてとなり、ちょうど今頃となります。
ちなみに、日の出が最も遅くなるのは1月上旬ごろとなります。

では、日の入りが最も早いこの時期、日本で最も早く日が沈む場所はどこで、それは何時何分なのでしょうか。
調べてみると、その場所は北海道根室市の納沙布岬となります(同じく北海道の知床岬の方が納沙布岬より若干早く日が沈むようですが、気軽に訪れることはできない場所なので除外しました)。
納沙布岬は本土最東端の場所としても知られ、本日の日の入りはなんと15:41となっています。
西日本出身で、どんなに日が短くても17:00までは外が明るいのが当たり前だった私にとっては驚きの日の入り時刻です。

寒さを覚悟しなければならないですが、いつかこの早すぎる日の入りを体験してみたいなと思います。


執筆者:クリプトメリア