天なびコラム

第8453話

2023年12月19日

頑張れ腕時計

12月になり、普段使いの防寒具がどんどん増えてきました。
皆様も、厚手のコートやマフラーを着用するのが毎日当たり前になってきたかと思います。

この時期、地味な悩みが1つあります。
出勤時に毎日着用している電波ソーラー式の腕時計が止まっていることが時々あるのです。
それもそのはず、セーターやコートで腕全体が厚手の衣類に覆われ、更にはアームウォーマーで手首は完全防備。
室内でも屋外でも、腕時計が日光どころか室内のライトにも当たらない時間が圧倒的に長くなってしまいます。
こうしてコラムを書いている今も気付いたら狂っており、2時間近く遅れた時刻を示しています。。。

ソーラー式の腕時計の便利さは、何といっても勝手に充電してくれることでしょう。
最近はスマホと連動したスマートウォッチも多く見かけるようになりましたが、充電の機材が増えるのが億劫に感じて購入に踏み切れず、私の中では依然としてソーラーの便利さが勝っています。
ただ、いくらソーラー式でも永久的に使えるものではありません。
メーカーにもよりますが、内部にある二次電池(充電池)の寿命は8〜10年ほどと言われています。
電池交換はメーカーに依頼すればできますが、他の部品が寿命を迎えるケースもあるので、電池さえ直れば大丈夫という訳でもないようです。

今はスマートフォンで時刻確認ができるので時計をしない人も多く、オーソドックスな腕時計を見かける機会は減ったように思います。
ただ、視認性の良さや耐久性・ソーラーだと電池切れの心配が少ないことから、腕時計は災害にも強いとされています。
スマホとは災害時の使い道が異なりますが、もしもの時に1つあると心強いかもしれません。

私の腕時計は購入から10年以上経っており、そろそろ危ないなと思いつつ、この際寿命が来るまで使ってやるかと思うようになりました。
この冬も電池切れとの闘いが続きそうですが、上手く扱ってもう少し長く頑張ってもらうことにします。


執筆者:そふぃー