天なびコラム

第8468話

2024年01月03日

初夢と私の夢の果て

皆さんはどんな初夢を見られましたか?

「初夢」とは、新しい年を迎え、最初に寝た日の夜に見る夢のこと。Wikipediaによると初夢の日の定義は、「大晦日の夜から元日の朝」「元日の夜から2日朝」「2日夜から3日朝」の3つの説が存在するそうです。なんだかぼんやりしてますね。

新年には縁起物がたくさん存在しますが、初夢もその1つです。夢に出てくる縁起物としては「一富士、二鷹、三茄子」が有名ですね。高くて美しい富士山はあらゆる運気が上昇。鋭い爪で獲物を捕まえる鷹はチャンスをつかめる暗示。事を「成す」にも繋がる茄子は蓄財や子孫繁栄を表すそう。他にも扇、煙草、蛇、朝日、火事、七福神を乗せた宝船(!?)などの夢も縁起が良いそうです。
どうやったら七福神を乗せた宝船の夢を見れるのか教えて欲しいところですが、夢は脳内に蓄積された情報と記憶を適当にストーリーにして映像化しているとも言われますので、とにかく七福神を乗せた宝船を想像して脳に焼き付けるのが近道かもしれませんね。そこまでしてその夢を見たいかどうかはともかく、、。

夢には将来実現したい理想という意味もあります。新年ということで私の将来の夢の話を最後に少し、、。

私の人生最初の大きな夢は高校時代に潰えましたが、気象の仕事がしたいという次の大きな夢は幸いにも叶えることが出来ました。今は新しい夢に向かって突き進んでいるところですが、その夢の形は歳を重ねるごとに少しずつ変わってきました。

私の勤める会社を少しでも多くの人に知ってもらい、気象情報で少しでも多くの人の助けになりたい、というのが当初の夢でした。その形が少し変わり、最近は娘が大きくなった時に自慢できる会社でありたいと思うようになりました。

そして今、将来に夢見る形はさらに変わりました。少しでも多くの人の役に立ちたいという思いも、娘に自慢できる会社にしたい思いもそのまま変わらず、さらにはこの会社で働く全ての人が、日々厳しくも楽しく仕事と向き合い、笑顔溢れる職場にすること。そして、この会社に関わる全ての人が(もちろん天なびユーザーさんも!)幸せな人生を歩んでくださることです。

人生の終着点、私の走馬灯にはこの会社での出来事が無数に出てくるでしょう。その記憶が楽しい出来事、出会った皆さんの笑顔で覆いつくされることが、現時点での「私の夢の果て」です。

執筆者:そら