天なびコラム

第8485話

2024年01月20日

おみくじとの向き合い方

あっという間に1月も下旬に入りました。この時の流れの速さに本当に怖さを感じます。皆様は年末年始ゆっくりと過ごせましたでしょうか。

今年は元日から大きな災害に見舞われてしまいました。最大震度7を記録した能登半島地震ではその後の津波の被害も含めて、たくさんの犠牲者と家屋倒壊等の被害が発生。被害の大きかった地域では、厳寒の中で今も多くの人が避難生活を送っています。この度の災害に対し、心よりお見舞い申し上げます。被災地の早いご再建と皆様に早く平穏な日々が戻りますことをお祈り致します。

私も地震発生後、数日は対応に追われていたのですが、元日の日中に何とか初詣だけは済ませることが出来ました。お参りする神社は実家に近い大阪府堺市にある「大鳥大社」。生まれた頃から私や家族を見守ってくださる神様に御礼が伝えたくて、横浜に移り住んだ今も毎年欠かさず正月にお参りしています。

大鳥大社のおみくじには最近「勝みくじ」という売出し中の特別なおみくじがあります。最も強運のおみくじは先が見通せる透明のおみくじがもらえるのですが、私は流行に目もくれず、毎年普通のおみくじを引きます。大鳥大社の関係者の皆さんごめんなさい(笑)

おみくじは「大吉」が良く「凶」が悪いイメージがあると思いますが、私には自分自身で決めているおみくじとの向き合い方があります。
「大吉」のような良い結果が出たときは、今の自分が悪い運気にあってネガティブになる時だが、もっと前向きに自信を持って生きるべきとの神様の訓示であり、「凶」のような悪い結果が出たときは、今は運気がとても良く順調に事が進む時だが、そういう時こそ気を引き締めて行動すべきとの神様の訓示であると、そういう風に受け取るようにしています。なので、おみくじがどのような結果でも、その内容を受け止め、今の自分に活かすようにしています。

ちなみに今年のおみくじの結果は「中吉」。昨年は嵐の中で動かず耐えるべきと書かれていましたが、今年は自ら動いて嵐を突き抜けるべきといったことが書かれていました。今年は静から動の1年になるようです。

皆さんのおみくじにはどんなことが書かれていましたか?吉凶何が書かれていてもプラスに変えられるかどうかは自分の心の持ち様次第、なのかもしれませんよ。

執筆者:そら