天なびコラム

第8503話

2024年02月07日

良薬は口に苦し?

耳鳴りの症状が出てからもうすぐ丸3年になります。
過去にこのコラムでもお伝えしましたが、結局今も中途半端に症状が残っており、依然として定期的な通院と薬の服用が続いています。

昨年末、突然症状が悪化し、片耳の聞こえが明らかに悪くなりました。
しかしいつもの病院が休診日で、別の耳鼻科に駆け込むも、薬はかかりつけ医が判断すべきとなり、翌日いつもの病院に行き直すことに。
何も処置ができずに終わったその日の睡眠中、寝返りをした瞬間にフラフラとした感覚が現れました。
耳鳴り・難聴に加えてめまいまで併発する三重苦に見舞われたのでした。

1日遅れでいただいた薬により、耳鳴り以外の症状は数日で落ち着きました。
あの時休診日でなければ1日早く薬が貰えてめまいは回避できたのでは…とも思いますが、今回めまいを伴ったことで、これまで宙に浮いていた病名が「メニエール病」だろうとほぼ確定しました。
内耳のリンパ液が増えて水膨れを起こした状態になり、聴覚症状とめまいの両方を数ヶ月〜数年の単位で繰り返すのが特徴の病気です。

病名がハッキリしたことで、症状が軽くなった年明けから新しい薬が追加になりました。
しかしこの薬、耳鼻科の先生も薬剤師さんも口を揃えて「非常にまずい」「無理して飲まなくていい」と忠告する恐ろしい代物でした…。
錠剤でも粉薬でもなく液体で、それも1包30mlと容量が多く、それでいて1日3回毎食後の服用と指示されています。
これでも従来品より飲みやすくなったジェネリック医薬品らしいですが、かえって値段が高くなっているのも苦しいポイントです。

ジュースで薄めて何とか飲んでいるものの、外出先では飲むのを諦めています。
処方後何となく頭痛の頻度が増えたのは、飲みたくない心情から来る拒否反応なのかなと。。。

何だか病よりも薬との闘いのように感じています。
繰り返すことが分かっているだけに、1度治っても再発したらまたまずい薬を飲むのかと思うと、いいのか悪いのか。。。
良薬は口に苦しと言いますが、果たして本当にそうなのか、今自分の身体で試している気がします。


執筆者:そふぃー