天なびコラム

第8645話

2024年06月28日

鼻うがい体験

今年は病院と薬局にお世話になる回数が非常に多くなっています。。。
耳の治療での耳鼻科通いが相変わらずの中、先月は高熱で救急外来にも駆け込みました。

熱が下がった日の夜、喉の違和感と鼻詰まりを発症し、真夜中に鼻呼吸が完全にできなくなってしまいました。
喉の調子が悪いと口呼吸も辛く、この日は酷い寝不足に陥りました。
その後症状は緩和したものの、鼻と喉の間の奥の方(?)の違和感という言葉にしづらい症状がずっと気になり、耳鼻科を受診しました。
上咽頭(鼻の奥であり喉の上部)の腫れがまだ残っているとの診断で、処方箋と一緒にお勧めされたのが鼻うがいでした。

一時期TVCMも多く流れ、名前はだいぶ知られているのではと思います。
鼻の中に水を注入し、鼻から出すアレです。
見た目はなかなか奇抜ですが、鼻の中の粘膜を清潔に保つことができ、花粉はもちろんウイルス対策にも有効とされています。

過去にやったことはありましたが、耳鼻科の先生に勧められたメーカーのものを買って今回久し振りに鼻うがいをしました。
メーカーが違うせいか、終わった直後は以前やった時にはあまり得られなかった爽快感があり、就寝前にやることで鼻がスッキリしたまま寝ることができました。
炎症を直接鎮めるものではありませんが、症状悪化の防止や他の症状の予防の面では有効そうだと実感しました。

インフルエンザの時期や季節の変わり目に比べると、今の時期はあまり風邪予防の話を聞かない気がします。
花粉もウイルスも、種類を問わなければ年間通して何かしらの飛散や感染のピークがあります。
急に習慣化するのは難しいですが、予防法の1つとして念頭に置いていただけたらと思います。

但し、鼻うがいは誤ったやり方をすると耳に水が入って中耳炎を引き起こす場合もあります。
また、毎日続けるのは良くても、1日に何度もやり過ぎると粘膜まで洗い流してしまう恐れがあり、予防のはずが逆効果となります。
付属の説明書や医師・薬剤師からの説明を十分に守った上で行いましょう。


執筆者:そふぃー