天なびコラム
第8654話
2024年07月07日
たなぼた
「七夕(たなばた)」と似た言葉で「たなぼた」という言葉があります。
棚から牡丹餅を略した言葉で「棚の下で寝ていたら、牡丹餅が何かの拍子で落ちてきて、開けていた口の中に入った」という昔話が由来と言われています。
。。喉つまりませんかね。
危険じゃないですかね。
七夕には短冊に願いを書き、流れ星には願いをかけるし、新月や満月にも願いをかけるそうです。
天文学者が選ぶ「日本で一番綺麗な星空ベスト3」として選ばれているのは、沖縄県石垣島、岡山県井原市美星町、長野県野辺山高原。
世界で星が綺麗と言われている場所は、ナミブ砂漠 、ナミビアアイベラ半島、アイルランドそして、ニュージーランドのテカポ湖だそうです。
砂漠の星空なんてとてつもなく綺麗そうですが、とてつもなく孤独も感じそうです。
見上げると輝いている月や星は、いつも変わらず全ての人を見守ってくれている気がします。
夜空を見上げる時は、中々自分が喜ばしい状況ではない時かもしれません。
「たなぼた」の反対語といえるのが「蒔かぬ種は生えぬ」
蒔いていない種から芽がでることはないことから、「何もしていないのに成果を得ることはできない」という意味のある戒めのことわざで、思いがけず幸運を得る「棚から牡丹餅」とは違い、幸運を得るには努力が必要であることを表しているそうです。
おっしゃる通りでございます。
返す言葉もございません。
今日は七夕。
あわよくば「たなぼた」を願える軽い気持ちで短冊を書こうかな。
たなぼたの願いを星にかける時には星空ナビが便利です。
執筆者:くろごはん