天なびコラム

第8659話

2024年07月12日

浴衣選び

7月に入り、溶けてしまいそうな暑い日が続いていますね。最近は外に出る前に色々覚悟と準備が必要になってきました。

さて、私事ですが、夏本番が近づいてきたのでこどもの浴衣探しをしています。
浴衣はもともと風呂上りや寝巻きとして使われていたものが、江戸時代に外で着る着物のひとつとして広まったものです。昔は紺地か白地とシンプルな物が定番だったそうですが、今は古典柄からモダン柄、こども向けだとキャラクター等々、カラフルな柄がたくさんあります。
調べてみると、浴衣の柄には意味が込められており、「蝶」は長寿や不老不死、「金魚」は幸福を呼び込む、「花火」は邪気を追い出す、「つばめ」は恋を運ぶ・家庭円満などを表すそうです。

これからの花火大会やお祭りに向けて、浴衣を新調しようと思っている方は、模様の意味も参考に選んでみると良いかもしれませんね。
暑さはこれからが本番と思いますが、浴衣などの涼やかな格好をして乗り切りたいところです。


執筆者:味噌