天なびコラム

第8679話

2024年08月01日

隅田川花火大会第三会場

先週土曜日は隅田川花火大会が開催されました。
実家のマンションから見ることができるので、夏の恒例行事となっています。
2020年から2022年までは新型コロナウイルス流行の影響で中止になったため、昨年の2023年は4年ぶりの開催となりました。
しかし、昨年私は所用で見ることができなかったため、今年は5年ぶりに見られることとなりました。
当日は夕方に実家に帰り、鑑賞の準備をします。
ところが、外からは雷鳴が…。
そしてポツポツと雨も降ってきました。
つい先日も荒川で開催予定だった足立の花火が開催20分前に雷雨の影響で中止になったと聞いていたので、嫌な予感がしました。
雨雲レーダーを確認しながら、台東区と墨田区一帯の晴天を願います。
そうしているうちに雷雲は抜けて、外から雷ではないドドドンという音が聞こえてきました。
これは花火開催の合図で、これが聞こえてくればもう安心です。
開始時間の19時になると、大輪の花火が夜空を彩りました。
隅田川花火大会では、第一会場と第二会場の2ヶ所で花火が打ち上げられ、実家からは両会場とも見える特等席があります。
いつものようにその場所で見ていると、両会場の隣でもドンドンと音が鳴り響き、ピカピカと光っています。
そう、雷です。
隣の花火と同じくらいの迫力で何度も稲妻が夜空を走っていました。
レーダーを確認するとまたまた雷雲が通過しているようです。
花火の打ち上げ会場からも、私のいた場所からはかなり離れていたので、雨にも降られず避難せずに済みました。
それにしても長年隅田川花火大会を鑑賞していますが、こんなことは初めてです。
久しぶりだった花火と、幻の?第三会場を見ることができ、良い夏の思い出になりました。

執筆者:箱崎