天なびコラム

第8684話

2024年08月06日

ハンディファンのレビュー

うだるような暑さが続く中、外に出ると多くの人がハンディファンや小型扇風機などと呼ばれるものを今や当たり前のように手にしています。
最近は小さい子供に持たせている光景も見かけることがあります。

体温を超える暑さになることが増えてきた近年、屋外でも気軽に涼を得られるハンディファンの需要が増えていることも頷けるでしょう。
私も今年購入しハンディファンデビューしました。

そもそも扇風機の風に当たると涼しいのは何故か。
人間は体内の余分な熱を身体の表面から放出していますが、体温と気温の差が小さいと熱の放出もしづらくなり、暑いと感じます。
また、風がないと放出された熱が身体の近くに残り、余計に暑さを感じやすくなります。
そこに熱を含まない風が加わると、風が身体表面の熱を奪っていくだけでなく、空気が入れ替わって身体表面に残っていた熱もなくなるので、一時的に涼しいと感じます。
更に皮膚が濡れた状態だと、水が蒸発する際の気化熱が身体の熱を奪ってくれるので、涼しく感じる効果がより大きくなります。

屋外球場での野球観戦にあった方がいいなと思い、ハンディファンの購入を決心して家電量販店の通販サイトを見ると、その種類の多さに圧倒されました。
機能も値段も様々で、安いものはオンオフのみのシンプル設計なのに対し、値段を上げると風量100段階調整だったり7色のLEDライト搭載だったりと、もう何か個性が凄いです(笑)

そんな中、私が選んだのは冷却機能があるものです。
本体の一部が金属プレートになっていて、オンにするとプレートが氷のように冷たくなる機能です。
触ると涼しいどころか冷たく、部分的に冷やす目的として使うことができ、酷暑の屋外では意外と役に立ちました。
3000円前後のハンディファンとしてはやや値段が上の価格帯のものになると付いていることが多いので、これから購入を検討される方は参考にしてみて下さい。
但し、この暑さでハンディファン自体が品薄になっているメーカーもあるようなのでご注意を。

ハンディファン以外にも暑さ対策は多様化しています。
まだまだ暑い日は続きますので、色々なアイテムを使いつつ暑さ対策を万全にしてお過ごし下さい。


執筆者:そふぃー