天なびコラム

第8791話

2024年11月21日

寒さと虫歯と

いまだ夏の布団で寝ていたため、ここ数日の寒波到来に慌てふためいております。
あまりの寒さに、ただでさえ普段からノロノロとした私の動きが、余計に鈍くなって参りました。
そして寒いと肩凝りがひどくなり、歯を食いしばりがちになります。
じっとしていると寒いし動くと暑いという難しい気温でもありますが、肩凝りのためにもここ数年の知覚過敏のためにも、どうにか暖かさ重視で過ごしたいところです。

なお先日、歯医者さんの定期健診にて、虫歯になりかけの歯があるかもしれないと衛生士さんに指摘されました。
今年に入って小学生ぶり(乳歯ぶり)に虫歯が発見され治療することとなり、大変ショックだったのですが……今度はなりかけとは……。
しかも複数本なりかけの歯があるとのこと。
あくまでもなりかけの歯がある「かも」ということなので、今からでも努力次第で虫歯の進行を防げそうなのが幸いですが、これまではほぼ虫歯と無縁だった身からすると悔しい気持ちです。

ちなみに虫歯は冬にできやすいそうです。
何故かという、細菌を流す役割を担っている唾液の分泌量が減るからなのだとか。
寒い時期は空気が乾燥しているため口の中も乾燥しやすく、その結果唾液分泌量が減って細菌が口内に留まりやすくなり、虫歯ができやすいという原理です。
たしかに夏と比較すると水分摂取量がやや減り、口内が潤っていないかもしれません。
意識して水分も取りつつ、唾液分泌量を増やすべくたまに梅干しのすっぱさを思い出しながら、どうにか歯を健康に導きたいと思います。


執筆者:いろごはん