天なびコラム

第6605話

2018年11月27日

予報が外れてほしい

昨年インフルエンザにかかったことを理由のひとつに、先週末に予防接種を受けてきました。
シーズンを乗り切るためとは言え、接種後は体が重くなって何もする気にならず、1日ゆっくり過ごしました。
…というのは冗談で、本コラムは接種前に執筆しております、ごめんなさい(笑)

私事ですが思い返せば、大学入試前、つまり高校3年生以来の予防接種のはずです(何年前かは伏せます)。
この話をすると、「そんなものだろう」と共感してくれる人もいれば、「なぜ毎年受けないの?信じられない」と厳しくも愛ある反応をする人もいました。
みなさんはどう感じますでしょうか。

天なびでは予防の参考になるよう、気象インフルエンザ予報を公開しています。
この情報の理想を考えてみると、「注意」「警戒」といった文字を見た人たちが対策を行い、患者が少しでも減ることになります。
「流行しそうだと言ったけれど流行しないでほしい」、つまり天気予報と違って外れてほしいという、言うなればあまのじゃくな情報ですよね。

今年は9月頃からインフルエンザによる学級閉鎖のニュースが各地から届いています。
今月中頃から急に気温が下がったり乾燥したりと、流行シーズンらしい気象条件の足音が聞こえてきました。
一般的な備えですが、手洗いうがいやマスクの着用、体調管理など、改めて気を引き締めていきましょう。



執筆者:えのきー