紅葉豆知識
第3話 紅葉狩りの歴史
今では秋の風物詩となった紅葉狩り。では、日本人はいつから紅葉狩りを行うようになったのでしょう。
カルタの「百人一首」に紅葉の絵柄が登場するように、その歴史は私達の身近にも感じることが出来ます。古くは平安時代に、紅葉狩りは貴族の遊びとして広く楽しまれていました。
江戸時代になると、庶民も紅葉狩りへ出かけるようになります。また、8代将軍徳川吉宗が江戸の飛鳥山に数千本の紅葉を植樹したことからも、紅葉狩りの親しまれていた様子が伺えます。
明治に入ると、紅葉狩りを目的とした旅行をする人達が増えました。現代の紅葉狩りと同じようなスタイルですね。