天なびコラム

第6664話

2019年01月25日

プラネタリウム

先日、星が見たくなり、プラネタリウムを見に行きました。私が今住んでいるところは街の灯りが多いため、星は全く見えません。
プラネタリウムを見ているときに、昔通っていた小学校にプラネタリウム施設があったこと、季節が変わるごとにみんなで星を眺める授業があったこと、そんな恵まれた環境にいたにもかかわらず、快適なリクライニングシートと程よい暗さについうとうとしていたことなど、思い出していました。
そんな自分が、あれから数十年後に気象に携わるようなお仕事をしているとは想像もしませんでした。毎日何気なく見ている空ですが、規模が大きいあまりに自分には遠い世界のことだと思っていたのです。一年間にいくつもの流れ星が空を駆け巡っていることや、冬の星空が綺麗な理由を知ったのもつい最近のことです。きっかけは些細なものですが、少しずつ色んなことを知っていくにつれて空との距離を近く感じるようになり、空を意識して眺める機会も増え、いつしかもっと色んなことを知りたいと思うようになっていました。
さて、この日曜日は気象予報士試験がありますが、私も挑戦します。受けられる方は共にがんばりましょう…!


執筆者:まる