天なびコラム

第6983話

2019年12月10日

小さな住人たち

虫が苦手なのですが退治するのも苦手なため、よほど大量発生していない限りは見なかったことにするタイプです。
過去のコラムを読んでいただいた方はご存知かもしれませんが、掃除ができない人間でして自宅も埃だらけだったりします。
特に蜘蛛には嬉しい環境なのか、ここ最近は机の下で蜘蛛の新しい命の誕生を見届けるまでに至りました。
自室で生まれた大量の子供たちの姿は、さすがに見なかったことにはできませんでした…。
しかし汚い部屋のダニ退治等に貢献してくれることを祈って放し飼いにしています。すくすくと元気に育って欲しいものです。

蜘蛛といえば室外に限った話ではありますが、観天望気において「蜘蛛の巣に朝露がかかっていると晴れる」と言われています。
朝露がかかるのは放射冷却により前日夜がよく晴れた証拠なので、日中もおそらく晴れるであろう、ということだそうです。
天なびの予報と蜘蛛の巣の予報を比べてみるのも楽しそうですね。


執筆者:いろごはん