天なびコラム

第7186話

2020年06月30日

日除け

2020年も今日で半分が終了しますね。これから本格的に夏が来て、しばらく寝苦しい夜が続くのかと思うと憂鬱ですが、私の場合、部屋の東にある出窓が窓に沿ってカーテンが取り付けられていないので、張り出し部分に夏の朝日が直接当たり、その輻射熱で朝でも部屋が暑くなるためさらに憂鬱なのでございます。。

手で触れないほど熱くなるこの出窓の張り出し部分をどうにかしようと、日除けを設置しての対策を計画しています。家の外からの対策は部屋が2階のため難しいので、室内で対策しようと考えていますが、木や竹のすだれのようなオシャレなものや断熱に特化したようなシートのものなどいろいろあってどれにしようか迷ってしまいます。。

迷いながら検索していたところ、「フラクタル日除け」というものを見つけました。シェルピンスキー四面体という形の集合体をフラクタル構造というのだそうで、樹木の木漏れ日からヒントを得て開発されたその日除けは、直下の地表面温度も日除け自体の温度も上がらない木陰のような涼しい空間を作り出すのだそうです。そして地面に映し出される幾何学的な模様の影の形も素敵なのです。このように影も利用してひと工夫入れてみるのもインテリアとしてオシャレで良いなと思いました。気になった方は是非調べてみてください。

今年の夏はいろいろ試行錯誤しながら出窓の日除けによる気温の変化を研究してみようかなと思います。


執筆者:スケール