天なびコラム

第7634話

2021年09月21日

爪ってどう切る?

先日主人との会話の中で、爪の切り方に違いがあることに気づきました。
私は爪の白い部分を少し残して切るのですが、主人は白い部分がなくなるように切るというのです。そこで、どのように切るのがスタンダードなのか気になり、ネットの情報をいろいろと調べてみたのですが、案外自分は爪の切り方について知らなかったんだなということに気づかされました。

まず白い部分まで切ると深爪の状態になってしまうので、白い部分を1mm程度残して切るのが指に優しいとのこと。爪が乾燥していると割れることもあるので、お風呂あがりなど爪が柔らかいときに切るのがよいともありました。そして爪の切り方で一番驚いたのは、「スクエアオフカット」と呼ばれる、角の取れた四角状に爪を切るのがよい、ということでした。特に足の爪は、角を取りすぎて切り口をまあるくしてしまうと、巻き爪が悪化してしまうようです。ちょうど、紙なども角を取ってまるく切ると紙全体が丸まりやすくなるのと同じです。

私の場合、巻き爪になりかけている足爪の角を、爪切りの刃を駆使して何とか切り落とすのが当たり前になっていました。巻き爪にならないように切っていたはずが、反対に巻き爪の手助けになっていたとは、となんとも言えない気分です。爪の切り方は子供のころに親に教わるぐらいなので、案外その教わったやり方のまま、また次の世代に伝えて・・・という深爪家系、巻き爪家系ルートに入りかけていました。たかが爪、と思うかもしれませんが、年配の方の健康は足が命、というのはよく聞く話です。深爪や巻き爪が原因で踏ん張りがきかずに転倒して、足を悪くしてしまったら、健康寿命にも関わってきます。ふと調べてみようと思った過去の自分に感謝です。

このコラムが皆さんの足の健康の手助けになれば、幸いです。


執筆者:シャチハタ