天なびコラム

第6526話

2018年09月09日

見直しの時です

台風21号の直撃による混乱が残る中、今度は北海道で大きな地震が発生しました。
立て続けに起きた大きな災害は、列島の広い範囲に爪痕を残しました。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

幸いにも、台風の影響を受けた私の住まいでは、ライフラインが不通になることはありませんでした。
しかし、目の前のマンションなど、このコラムの執筆時点で未だに停電中の所が多数あります。
信号も、停電して機能していない箇所がいくつかあり、点灯していても変な方向を向いてしまっている信号もあって、元に戻すことは可能なのだろうかと今でも心配です。
北海道の地震でも、電気・水道・交通など、様々なライフラインが停止したことが報じられていました。

ライフラインが止まった時こそ必要になるのが、防災グッズ・備蓄品です。
種類が多く、あれもこれもとなると物凄い量になって揃えるのも大変かもしれませんが、どれも防災用品として用意する意味があります。
例えばラップは、皿に被せて使うと洗う必要がなくなり、水の節約になるので断水時は特に重宝します。
皿自体がない時には、アルミホイルが簡易の皿代わりにもなり、こちらも備蓄品として推奨されています。
揃えておくと良いとされるグッズは、いずれも非常時には本当に役立つものばかりです。

無理して1度に揃えるのが大変であれば、順序立てて用意をしましょう。
飲料水や非常食・懐中電灯など、生き延びる為に最低限必要となるものが最優先です。
また、非常持ち出し品のセットとして袋ごと販売しているものもあります。
既に厳選されたものが入っておりますし、こういったものも便利ですね。

9月は防災の知識や備えを見直す「防災月間」です。
そんな防災月間の真っ只中に、災害が続きました。
改めて、ご自分で用意している備えを確認し、今の対策状況を見直しましょう。


執筆者:そふぃー