天なびコラム

第6787話

2019年05月28日

暑がりスマホと寒がりタブレット

先日、タブレット端末を買い換えました。
見た目はほぼ変わっていませんが、いざ新しい方を使うと、ネットワークの速度とバッテリーの寿命が格段に上がり、以前よりも快適に使えるようになりました。

精密機器は永遠には使えず、長く使うと機器自体が劣化を重ねていきます。
タブレットに限らずスマホやPC・ガラケーなどでも起こり得る問題で、皆様も何かしらの機器で「○年使ったし寿命だなー」と感じたことがあるかと思います。

旧タブレットは、2年程前から急に電源が落ちるようになっていました。
残量が3〜40%にもかかわらず突然画面が真っ暗になり、再度電源を入れてもまた落ちることも多く、相当な不便をしていました。
何度か再起動を行ううちに気付いたのが、本体が冷えているほどよく電源が落ちるなーということ。
夏には何事もなく使えても、冬になると同じ現象が再発し、朝起きて冷え切った端末を少し操作しただけで落ちるのがほぼ毎日に。
結局、寝るときに布団の間など冷えにくい所に置き、朝起きたらすぐにこたつの中に入れるという方法で、電源の落ちる回数を幾分減らすことができました。

一方、昨年買い換える前まで使っていた私の旧スマートフォンは、全く逆でした。
同じく2年ぐらい前、こちらは夏頃から画面が突如固まり、勝手に再起動がかかるようになりました。
最初は端末自体が熱くなると落ちる程度で、1度にスマホを使い過ぎなければ無事だったにもかかわらず、平穏だった冬を終えて再度夏を迎えるとちょっと周りが暑いだけでまた再起動。
最後は、再起動を始める→再起動時に少し熱を出す→再起動完了する→端末が冷え切らずまた再起動を始めるというループに陥り、保冷剤を常に当てて直接スマホを冷やさないとまともに使用できないほどにまでスマホが劣化しました。
なお、保冷材を機器に当てるのは決して得策ではないので真似しないで下さい(笑)

冬はこたつでぬくぬくと暖まりたがるタブレットと、夏は氷でキンキンに冷えたがるスマホ。
あまりにも極端で、例えるならまるで過度な暑がりか寒がりになっている人間のようです。
天なびを見るのに使っていると、端末までもが季節の好みを持つようになる!?というのは冗談として、君まで暑がり寒がりにならなくていいんだぞと思いながら、新しいタブレットを懇切丁寧に扱っています。
こんな人間らしさはスマホにもタブレットにも、ましてやPCにもガラケーにも不要ですよね…


執筆者:そふぃー