知らないと愛犬がキケン!?
お散歩はリスクがいっぱい
〜夜道のお散歩〜
日中以上に危険な夜道の散歩
日中はお仕事が忙しかったり、暑さ対策などで夜間に犬のお散歩をする方も多いかと思います。夜間は人通りが少なくのんびり静かにお散歩が楽しめる反面、道が暗い分思わぬケガやトラブルに遭う可能性もあります。夜のお散歩時に気を付けたいことやマナー、対策をご紹介します。
危険
車・自転車・歩行者など
見通しの悪い交差点や街灯の少ない場所などでは車や自転車、歩行者から飼い主さんやワンちゃんの姿が見えづらくなり、特に小型犬や、黒い毛の犬は認識されにくくなります。夜のお散歩では暗いため自転車や車とぶつかりそうになったり、お互い犬を連れていると気づかず距離が縮まりすぎて犬同士が喧嘩になりそうだったりと事故に繋がりかねない事象が多く発生しています。そのため犬のリードは短く持ちなるべく道の隅っこを歩かせ、反射する首輪やバンダナ、光るリードなど光るアイテムを活用し見通しの悪い場所でも周囲に気づいてもらえるよう存在をアピールしましょう。
水たまり
雨の日に散歩していると、犬が突然水たまりに入ったり、水を飲もうとすることがあります。しかし雨水は汚れているため、入ったり飲んでしまうとケガや健康を害してしまう可能性があります。 水たまりの中には雨水だけでなくタバコの吸い殻や排気ガス、ゴミなどが入っていることもありますし、感染症リスクもあります。 なるべく水たまりのできやすい道を避けたり、飼い主さんがいち早く水たまりの存在に気付けるようライトで足元を照らすなど工夫をしましょう。
夏のマンホール
夏の強い日差しで熱されたマンホールは、夜でも時間帯によっては余熱で火傷してしまうほど熱い可能性があります。暗いとマンホールの存在がわかりにくいですが、足元をライトで照らし、愛犬がマンホールの上を歩かないように気を付けてあげましょう。
マナー
リードをつけて散歩する
昼夜問わず、リードを使わず散歩することはやってはいけない行動ですが、夜間は特に危険です。リードで犬の行動を制限していないと、犬が急に道路に飛び出してしまうことがありますが、車や自転車のドライバーからは犬の姿が見えていない可能性が高いため、大事故に繋がりかねません。愛犬の命を守るためにも必ずリードを使いましょう。
無駄吠えをしないようにする
夜間は周りの音が静かで、昼間よりも犬の吠える声は周囲に響きやすいです。クレームがくる場合もあるため、無駄吠えをしないようしっかりしつけをしておきましょう。無駄吠えをしたら注意をし、それでも吠えるのをやめない場合はすぐに家に帰りましょう。帰宅後も興奮している場合は、おやつなどを与えて落ち着かせましょう。
排泄物は持ち帰る
夜道は人目につきにくく暗いからといって排泄物をそのまま放置しておくことはマナー違反です。夜間は愛犬が排泄したことにも気づきにくいですが、ライトを活用するなど工夫して必ず持ち帰りましょう。
飼い主さんがルールやマナーを十分こころえ、社会や近隣に迷惑をかけないよう配慮することが必要です。愛犬にとって楽しい時間になるよう、安全で快適なお散歩を心がけましょう。
夏場のお散歩計画に困っていませんか?
愛犬の熱中症や肉球火傷の回避に役立つ
犬のおさんぽ予報
犬のおさんぽ予報とは?
犬のおさんぽ予報では、地面がアスファルト舗装だった場合の路面温度を気象条件から予測し、路面温度予測値と指数を掲載しています。 天気予報と合わせて最大3日先までわかるので、事前にチェックすることでお散歩に最適な時間を計画できます!
指数の凡例
中止 |
ワンちゃんを守るためにもおさんぽは中止しよう。火傷や熱中症で命の危険。 |
---|---|
危険 |
43℃以上で肉球火傷の危険性大!この時間のおさんぽは避けよう。 |
警戒 |
肉球火傷のリスクあり。念のため路面を手の甲で5秒タッチして安全確認! |
快適 |
快適におさんぽできそう♪ |
ひんやり |
ひんやりしていて少し冷たいかも。 |
指数は、「ひんやり」「快適」「警戒」「危険」「中止」の5段階。ワンちゃんのアイコンでわかりやすく掲載。
わかりやすいグラフも
1時間ごとにグラフでも確認できるので、「今から散歩に行こうと思っていたけれど、路面温度が高くなりそうだから中止しよう」「涼しそうなこの時間帯に散歩に行こう」など、お散歩の予定が立てやすくなります。